アカデミックパスとは?学生に便利なサービス
「アカデミックパス」という学生限定の認証サービスがあることを知っていますか?
高校生や大学生など、ユーザーは学生限定でネット上で学生であることを証明して、お得にサービスを受けられるといったWEBサービスです。
無料で会員登録が可能です。
資格取得や就職、学割購入など様々なサービスがアカデミックパスに登録する事で利用できるようになります。
アカデミックパスに登録する情報は、学生証にある情報と基本的な個人情報(名前や住所、連絡先など)で、アカデミックパスに学生証情報を一度登録しておくことで、提携サービスであれば何度もサービスごとに学生証を登録し直す必要がありません。
また、在学している学校が学認(学術認証フェデレーション)に参加して、学校がサービスプロバイダとして登録している場合は、在学生は学生証のアップロードが省くことが出来ます。
そんな学生向けのサービスに対応しているアカデミックパスが、カード会社と提携して学生向けプリペイドカードを発行しました。
アカデミックパス自体が、まだそこまで有名ではないので、「アカデミックパス!?そんなの聞いたことない…金銭に関わるカード払いで安心して利用できるの?」と思う方もいるかもしれません。
しかし、回このアカデミックパスプリペイドカードが発行されるにあたって、クレジットカード発行で有名な大手信販会社株式会社オリエントコーポレーションと提携しての発行なので、安心して利用できるといえるでしょう。
オリコといえば、TOKIOの長瀬智也さんが大きなクレジットカード(オリコカード)を持ち歩いているCMが、最近では見覚えがあると思います。
(*アカデミックパスプリペイドカードとオリコカードは別物であり対応サービスにも違いがあります。)
アカデミックパスプリペイドカードの機能は?
アカデミックパスプリペイドカードは、アカデミックパス会員になっている学生向けのネット決済専用バーチャルプリペイドカードです。
バーチャルプリペイドカードである為、専用スマホアプリをインストールするだけで、Visa加盟店になっているECサイトなどでカード決済として使えます。
アカデミックプリペイドカードは、クレジットカードのような審査や年会費がなく、現金をカードへチャージする際のチャージ料などもありません。
カードへのチャージは以下のような方法で可能です。
アカデミックパスプリペイドカードのチャージ方法
- コンビニ決済
- クレジットカード(Visa、マスターカード)
- キャリア決済(NTTドコモ)
- ビットコイン
- 銀行口座
- ギフトコード(アンケート等の謝礼として)
また、アカデミックパスプリペイドカードにチャージできる金額は、学生向けという事もあり少上限が設けてあります。
1回のチャージについては3万円まで、月は12万円までという上限が設けられており、それ以上はカードにチャージすることが出来ません。
また、プリペイドカードの良い点は、クレジットカードのようにキャッシング(借り入れ)機能がない点と、デビットカードのように銀行口座から直接支払いがされるわけではない点といえるでしょう。
プリペイドカードでは、自身の手元にあるお金しかカードで利用出来ませんし、カードを利用するにはチャージが必要です。
そのチャージというひと手間を挟むことで、例えば連動させた口座の残高管理もせざるを得なくなりますから、そういった点がデビットカードよりも学生の方には向いているといえます。
デビットカードは、口座からカード利用即時引き落としがされるので、口座残高を使い切ってしまうおそれがありますが、アカデミックパス プリペイドカードのようなチャージ式のプリペイドカードであればそのようなリスクも回避可能です。
加えて、カードの有効期限内で利用できる上限も100万円までと決まっていますから、100万円以上の金額を使い込むことは物理的に不可能となっています。
アカデミックパスで利用できるオススメ割引サービス!
アカデミックパスで利用できるお得なサービスとして、幻冬舎のWebサイト「幻冬舎plus」上で、2017年6月1日(木)より商品購入金額の10%をキャッシュバックするサービスが開始されている事が挙げられます。
「幻冬舎plus」は、幻冬舎公式のWEBマガジン&電子書店で、ブラウザですぐ読め、アプリをインストールする必要のないサービスです。
幻冬舎plusでアカデミックパス会員が決済することで、購入金額の10%がキャッシュバックされ、1ポイント=1円で使える幻冬舎ポイントも貯まります。
本だけでなく、音声コンテンツなども幻冬舎plusでは購入可能で、それらもキャッシュバックの対象となっています。
購入代金は10%プリペイドカードにキャッシュバックされますし、幻冬舎ポイントも金額に応じて貯まるので、本買った時のポイントでまた本を買ったり、他のコンテンツが利用できるのはお得といえるでしょう。
基本的に、一つのサービスをどれだけ使い倒せるか!?という点がカード利用をお得にするコツなので、アカデミックパスが利用できるサービスは利用できるうちに網羅しておくのが良いといえます。
学生が初めて自身で契約し持つカードとして、アカデミックパスプリペイドカードはオススメできるカードです。
これからは現金払いよりも、カード決済やスマホ決済などのキャッシュレス化が進んでいく事が予想されるので、学生の内からカード利用に慣れておくに越したことはないでしょう。
学生が契約できるカードは何がある?
時に、アカデミックパスプリペイドカードのようなプリペイドカードやデビットカードは、先述もしたようにキャッシンは出来ないので、18歳やカードによってはそれ以下の年齢からでも作成が可能です。
しかし、学生といっても中学生、高校生と大学生では年齢的にも社会的な責任的にも立場がそれぞれ違います。
金銭を取り扱うためのカード類の契約では、そういった点が微妙にややこしいといえるでしょう。
基本的に、同じ学生でも18歳以下か以上、20歳以上でできる契約が変わってきます。
ちなみに、大学生に関しては20歳以上で成人していても、学生という身分であることで社会人にはない制約が生まれる部分があります。
原則、20歳未満で学生である場合、法的な契約を結ぶには保護者に法定代理人になってもらい、契約に関する許可が必要です。
その為、例えプリペイドカードやデビットカード、クレジットカードで18歳以上なら学生でも作成できるカードであったとしても、親の同意が得られなければカードを持つことは出来ません。
また、クレジットカードにはショッピング枠ともう一つキャッシング枠がありますが、原則、金銭消費貸借契約でのキャッシングは20歳以上でなくては利用不可能です。
加えて、クレジットカードキャッシングやカードローンの場合は、契約先の金融機関の貸付条件によっては、20歳以上でも学生身分の場合は貸付対応していないことがあります。
例えば、このサイトで紹介しているSMBCモビットのような大手消費者金融カードローンは、20歳以上で安定した収入があるなら学生でも契約が可能であることが多いですが、銀行カードローンでは学生である内は20歳以上でも申し込みを受け付けてもらえないことが少なくありません。
その様に、未成年や学生の場合はお金が関わるカード契約や金銭消費貸借契約がし辛いです。
そんな中でもやはり、一番学生でも作成・契約しやすいのはプリペイドカードやデビットカードとといえるでしょう。